士業バッジ(徽章)について
いつもご覧いただきありがとうございます。
行政書士ROYAL国際法務事務所の山角です。
本日はちょっとした小話です。
皆様は8士業と呼ばれる職業についてご存知でしょうか?
8士業には、
■弁護士 ⇒訴訟等の裁判手続きを行う。
■司法書士 ⇒不動産登記や商業登記を行う。
■行政書士 ⇒官公署に提出する書類作成を行う。
■税理士 ⇒税務署等に申告する手続きを行う。
■土地家屋調査士 ⇒土地等についての表題登記を行う。
■社会保険労務士 ⇒社会保険等の手続きを行う。
■弁理士 ⇒特許等の申請手続きを行う。
■海事代理士 ⇒船舶登記や船員の労務管理、海事関係の許認可を行う。
ざっくりと上記のような役割分担となります。
公認会計士や不動産会計士等の資格が入っておりませんね。
実は8士業と呼ばれるものとそうでないものの違いは「職務上請求」ができるか否かという点があります。
職務上請求とは業務上必要である範囲において他人の了承を得ることなく戸籍や住民票を取り寄せることができる請求権のことを言います。
職務上請求は与えられる権利の大きさや高い倫理観を求められることから国家資格である上記8士業にのみ認められた権利となっております。
また、これらの士業資格を取得するとバッジ(正しくは徽章(きしょう))を着用することができます。 各士業のバッジは以下の通りです。
(日本弁護士連合会より引用)
弁護士:ひまわりは自由と正義を、天秤は公正と平等を象徴しています。
(青森県司法書士会より引用)
司法書士:中央に桐花があしらってあり、国民の権利保護に資する司法書士のイメージを表しています。
(Wikipediaより引用)
行政書士:中心に行政書士の「行」の字があしらわれ、その周りをコスモスがあり、「調和」と「真心」を意味しています。
(関東信越税理士会より引用)
税理士:桜花は税を表し、日輪は日本税理士会連合会と公正を表すとされています。
(Wikipediaより引用)
土地家屋調査士:司法書士と同様、法務省を表す五三桐に、測量調査の「測」の文字があしらわれています。
(Wikipediaより引用)
社会保険労務士:16枚の花弁の菊の中央に「SR」のローマ字が刻印されており、社会保険労務士の頭文字をとったものとなります。
(創英意匠商標部門 ぶらぶら日記より引用)
弁理士:菊花の模様は「正義」を表し、桐花は「国家の繁栄」を表すとされています。
(日本海事代理士会関東支部より引用)
海事代理士:法律を表す「菊」と海事を表す「ラット(舵輪)」がデザインされています。
どの士業のバッジもかっこいいですね!
少し前、行政書士バッジのスペアを購入しに行政書士会へ足を運びまして、その際に補助者のために補助者バッジも購入しました。
いかがでしょう?
行政書士バッジは金ピカでかっこいいですが、補助者バッジも渋くてかっこいいですよね!
行政書士バッジは純銀の上に金メッキを施している仕様であるらしく、その金メッキが剥がれ銀色のみになった行政書士バッジを着用している方はベテラン扱いされるとか…
補助者バッジは遠目からみたらベテランの行政書士に見えますね!
一応、行政書士バッジと補助者バッジは業務中に着用義務があるらしいのですが毎日着けてる人はあまり見受けられない印象です。
ちなみに行政書士ROYAL国際法務事務所では代表である私含め、補助者はバッジを毎日着用してしております!
行政書士バッジは中央にコスモスの花がモチーフとしてされており、「調和」と「秩序」を意味します。調和と秩序と兼ね備え、高い倫理観をもって職務に当たることが求められることからこのようなバッジのデザインとなっています。 行政書士補助者も同様です。
また、補助者バッジ関連でいいますと行政書士以外では司法書士補助者に専門のバッジがあります。
(債務整理と過払い金の事例100撰/埼玉川口の司法書士松本のブログより引用)
さらっと調べた限りではあるのですが士業補助者のバッジは行政書士と司法書士しかないのですね。
こちらも緑が基調とされていて上品ですね。
8士業以外の「士」がつく代表的なものには下記の資格があります。
(CPAFrank’s diaryより引用)
■公認会計士
⇒公認会計士は、監査・会計の専門家として、独占業務である「監査」を行います。 「会計」・「税務」・「コンサルティング」を行っている公認会計士もおり、活躍幅は無限大です。
(就活.comより引用)
■中小企業診断士
⇒ 中小企業診断士は、中小企業を中心に経営課題や補助金等に関する診断や助言を行うスペシャリストです。
独占業務はありませんが高い専門性が求められる職業であるため、コンサルティング資格として唯一の国家資格となっています。
(不動産鑑定士 不動産の適正価格情報提供サイト 大阪不動産鑑定相談センターより引用)
■不動産鑑定士
⇒不動産の適正な価値を鑑定するプロフェッショナルであり、不動産の経済価値や土地利用等に対するコンサルティング等を生業とします。
(宅建資格の取り方・活かし方より引用)
■宅地建物取引士
⇒不動産取引の専門家であり、不動産に関する重要事項の説明は宅建士のみの独占業務となっています。
様々な資格があり楽しいですね。
資格ごとにバッジがあり、登録すれば着用することができるのも国家資格試験の醍醐味の一つと言えるかもしれませんね!
また、バッジを着用すると自分は専門家であるという自覚も再認識できるため身を引き締めるためにも有用ですね
気になる士業資格がある方は取得を考えてみてはいかがでしょうか?
本日も記事をご覧いただきありがとうございました。
行政書士ROYAL国際法務事務所ではビザ申請(特定技能、技術・人文知識・国際業務 等)・帰化申請を行なっております。
ご相談事等ございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。
ありがとうございました。
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